Q&A
肥満はなぜ体に悪いのですか?
ライフスタイルの変化に伴い、肥満の人が増えています。肥満が問題になるのは、スタイルではなく健康への影響が大きいことです。実際、肥満は生活習慣病である高血圧症、脂質異常症や糖尿病などの原因や悪化に関わりがあります。
肥満には、洋なし型肥満とりんご型肥満の2種類があります。洋なし型肥満は皮下脂肪型と言われ、若い女性に多く見られますが、健康上問題が少ないタイプです。りんご型肥満は内臓脂肪型と言われ、腹腔内に脂肪が蓄積し、様々な病気の原因となるタイプです。最近では、女性よりも男性の肥満の割合が多く、肥満の型として、りんご型肥満が増える傾向にあります。りんご型肥満においては、高血圧症、脂質異常症や糖尿病のいずれかを合併している人は、女性で5人に1人、男性で2人に1人当てはまると言われています。肥満は、1日で使うエネルギーよりも多くのエネルギーを食事から摂ると、余ったエネルギーが、体の中に蓄積される状態です。適正な体重を維持するためには、毎日無理なく続けられる食事管理と運動が大切になります。食事の偏りやカロリーオーバーなどは肥満に繋がります。特にエネルギー源となる脂質や糖質の摂り過ぎに注意しましょう。1日30品目、栄養素がバランスよく含まれている食事を適量摂るよう心掛けましょう。運動の目的は、筋肉の量や筋肉に流れる血液量を増やすことで基礎代謝量を上げ、消費エネルギーを増やすことです。有酸素運動(速歩・ジョギング・体操・自転車・水泳、ゴルフなど)は、食事の1時間後くらいから1日に30分~60分程度、少なくとも週3日以上行うのが良いとされています。治療中の方は、症状を悪化させる事がありますので、必ずかかりつけの医師と相談の上で始めましょう。
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